獄中ノート 2000年(平成12年)の弁護士との接見でのやりとりから。
(※弁護士が)「どうして伯母さんの住所を調べたのか?輪廻転生やそれ以外にも何か思う処があったのか?」と言う。
私は輪廻転生との関係もあり、自分のルーツを辿りたいと思ったこと、どうして今生の人生を歩んだのか?それを確かめてみたかった。と言った。
(※弁護士が)どうして、5年もの間、自首できなかったのか、どの場面でも「勇気がなかった」と(※宮前さんが)言っているが、と。
勇気の言葉は志賀さん(※神奈川県警の刑事)に教えられたと話した。しかし本当にこの事件を自分が犯したことを認めることができない、という恐ろしさがあった。
言葉にならないものであり、表現のしようもない難しい部分です。
当時、私はグルからポアされるとは全く思わなかったと話す。自分は特別な存在であり、ヴァジラヤーナの弟子なので少し違っていた と。