平成30年7月9日(月)

平成30年7月9日(月)

拝復

既に(※支援者名)もニュース速報等で7/6(金)に報され、翌朝の朝刊には一面等、多くの紙面にオウム7人執行云々の記事を読了されているかと存じます。某は、以前から記していた如く6月末頃に執行か、7月と述べていました。まさか、7月末でなく七夕の前日とは愕いております。・・・・・と云うよりも、6日の晩は、色々と過去を思い出して虚しくもあり、なんというか、過去世の兄弟を亡くしたという喪失感が心の臓を突き刺され、痛くなりました。・・・・・と同時に、7/9(月)も続けて残る6人が執行されると信じていたので、倖いにして土日の2日間という時間があるのでこの間にF6絹本色紙の「厳冬入山」を完成させ、(※支援者名)宛の最期の手紙を書くつもりでした。そして翌朝の中日新聞の朝刊紙面等詳細に読んでみたら、今回は7人の執行のみと。残る6人は皇家の婚礼前か後か?という記事。

一部検察幹部は、早期に続けて執行と述べていますが、別の法務省の幹部は大臣の精神的負担も重いので早期執行は困難と。川上(※ママ)法相は既に3名の執行経験があり、これで10名と。もし続く6名も足せば、16人を殺した大臣として鳩山邦夫の13人を抜く、最多の数字。9月の自民党総裁選で、内閣が変わるのでそれまでサインを無視するか否か?

◉某の今の状況では、本日でなく、少なくとも、7月末頃までは生存していると信じて、もう少し手紙を発信しますよ。では失礼

合掌

九拝

2枚目です。(※以降便箋7枚に渡って記述)

※処で、選出された7人の執行の内容が、オウム末期当時の大臣クラスゆえ、責任の重さが原因との事で納得。

某は、再審請求中の者こそ、逆に執行の対象にされたのかと思い、当初から中川君は選ばれず、林泰男氏が先と考えてもいた。なぜなら、14年前の頃に、某は中川母さんに手紙の中で、中川くんは長期の上告審も考え、更に再審の方法も深く考え当ておられるでしょうと。具体的な内容等を述べたものです。

すると、その返信には中川君からの強いメッセージとして、絶対に再審請求はせず、上告審で総てを出し尽くすつもりとの文言。そうか!と某は改めて彼の覚悟を知ったものでした。しかし、7/7(土)の朝刊の中に『中川は弁護士に対して念入りな再審資料作りの準備を云々…』と記事が載っておりビックリ仰天(笑)果たして、いつごろから翻意したのか?よく解らないけど…。いずれにせよ林氏との区別が再審でなく大臣クラスとしての罪の重さと…。それにしても残念です。中川母さんの人間性が立派なだけに…本当に…。

◉余談として…、残る6人の執行は、多分一日で済ませるとは思えない。(今の川上※ママ法相のままならばとして)考えられるのは、3人づつ2回の執行かと。何故ならば、名拘は東拘や大拘とは違い、職員が少なく足りない分、一日で2人の執行後の休暇4日感を与へるほどの管理システムの空きが全く整ってないから。(笑)・某が先かY君が先かは、分からないが、問題は東拘の残る3人。某は『オウム事件の総括と暗示』の中で、広瀬・豊田・端本の3名の執行だけは止めて欲しいと訴へている。今回、残る6人のメンバーに入っており、少々安堵もしている。もし、川上※ママ法相が、彼らの公判調書を全部読めば、決してサインは出来ぬ筈。特に広瀬君や豊田君は当然にして……と。

名拘のY君は、未だ麻原を盲信する弟子のひとり。それもオウム的宗教信の中毒とすれば本当の意味でこの日本社会(政治も裁判所も心理学も宗教も)は、一人の若者に、死刑を下しても尚、目を醒ませることすら出来なかった。

オウム事件の焦点とは、死を超えてまで盲信する宗教と人の心との関係を、もっと深く追求しなければ再びオウムのような空間を現代人は造り出してしまうのではないか、という憂いが消えぬ証左かと。(因に、遠藤君は最期までグルを帰依し続け、遺体はアーレフが受け取りに来たと。)

⭐︎兎も角、東拘の3人は、最後の生き証人としてでも生き残らせる事かと。有り体に云へば、既に麻原(を含む7名)が執行され、マスコミも被害者も、そして御遺族の殆ども……コメントを知る限り、それなりに納得され、安堵感の声も上がっている。(もちろん、某や林氏とY君が執行されても仕方ないこと。)

 しかし、そもそも、林郁夫氏も大臣なのに無期で、何故、東拘の3人が死刑か?何故麻原と同じ刑なのか?と。東大・早稲田の優秀な頭脳の持ち主を、今、死刑囚として抹殺するのは可笑しくないのか?彼らを、みなし終身刑として上手く活用すれば日本の刑事施設はもっと立派なものとなるのは必至と考えられるのにと。もう麻原は刑死したので、右の彼らは、そっとして置いてほしい。

◉本音を申せば、井上君も早川さんも中川君も、もっと生きていてほしかった。逆に社会に害を為す上祐君がどうしてラジオに出演して記者会見しているのか?という疑問もある。マスコミはいまだに上祐に騙されているのか?アーレフがメディア無視を貫くので、上祐を活用しているのか?と。(新聞を読む限り、井上君は、本当に可哀そうな若者だった。最後まで、自分自身で考えて真の答えを出す迄に至っていないと思う。周囲が甘えさせたからか、干渉が過ぎた所為かと思う。でも、彼は、誰とも違わない仏身であり、神と同じ心の持ち主であったと。肉体を捨てた今、精神で、魂として悟っているかと信じる(たい))

※今、数十年に一度あるかないかの大雨の災害が日本全国的に発生し、すでに100人以上の使者が出ておりますが、もう(※支援者名)ならご存じかと思うが、広島・岡山・京都等を中心にある訳を。某は、中川君と井上君の純粋な意識体がひとつの原因と考えるよ。本当に麻原と同罪の死刑でよかったのか?と。(前述で、名拘では2名の執行は無理と述べましたが、よく調べると9年前と18年前に、一日に2名執行を果たしてました。やはり上級庁からの指示には無理でも承知と。)(中略)

某の状況としては、もう時間がないので、少しでも絵画くことや、ノートへの手記等の記入に、(※支援者名)宛の手紙の為に一分でも一秒でも集中する方向で行くつもりです。(中略)

※某は、早くて二週間後か9月末まで。遅くても11月か12月待つまでは執行と覚悟しております。(3人づつの2回の執行か?わからないけど)残る時間がすでに限られているからと、(※支援者名)の方で、必要以上に意識して、某に対し、お氣遣いは無用ですよ!無理に、発信を多くしたり、何か特別なことをする必要はありません。今迄のままで、普通にやり取り願います。(でも書簡将棋対局が、これでは中断されたままで終了と……少々残念ですね。トホホ…)

(中略)

(※支援者名)さん、(※支援者名)さんは7/6(金)の速報には、愕いていたことでしょうね。そして悲しみと喪失感も加えて、某のことを、心配されていたことと存じます

某は、倖にして、今も生存中でありますが、井上君や中川君のことを想い出すとやり切れません。(昨晩、早川さんやその他も某の処に来ましたね。又、夢にも幾度も出ておりました。)

◉某は、時間のある限り、残るF6色紙と大色紙や新麻紙に、一枚でも多く、絵くこととと、ノートに手紙では触れぬ内容を、詳細に手記として遺すことに専心です。右のF6色紙には果たして、何枚まで絵画けることか?

正直、毎週末(金曜日)のたびに、覚悟し乍らもう最期の手紙と、そう思いつつ発信するしかありませんね(笑)それにしても、これほど充実した日々を過ごせる愚生は、倖せ者です。(後略)

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